社労士の労働形態の違いについて

社労士の今の労働形態
社労士の労働形態には2種類あります。

社労士事務所などに籍を置く「勤務社労士」と、自分で事務所を設けて独立して働く「開業労務士」の2つです。

以前は社労士は個人事業主としての運営でしかなかったために、事務所の代表者がいなくなると委託契約はすべて解除されることとなっていました。

その結果、事務所スタッフはクライアントを失い路頭に迷うしかなかったのです。

これは事務所スタッフだけではなく、クライアント側としても大きなデメリットでした。

なぜなら、会社運営の重要な部分を知りまたサポートしてきた社労士がいなくなってしまうからです。

しかし、平成15年以降は社労士の法人設立が可能となり支店事務所の開設ができるようになりました。

これにより、いわゆるフランチャイズシステムといったかたちでの独立支援も可能となったのです。

昔は前述のようなデメリットを回避するためには資格の取得=開業が最も無難な方法だったのですが、まずは事務所勤務で経験を積んでから独立することも容易となったのは大きなメリットです。

コミュニケーションを図る
会社組織の中においてトラブルはつきものです。

特に、事業主と被雇用者の関係は水と油、それぞれの主張がぶつかり合うのが当たり前です。

したがって社労士は労働基準法令など労働に関する知識が必要なのは当然ですが、人の感情や気持ちに関してもしっかり知ることが重要です。

そこで働く人たちの感情や思いを無視してコンサルティング業務は勤まらないのです。

社労士の中には、心理学を勉強する人もいます。

心理学によって人の心の裏側や隠れた思いなどを知ることで、コミュニケーションを円滑に進めることが可能になると考えるからです。

労働現場では、事業主、非雇用者がお互いに自分の立場を有利にしたいと考えています。

それぞれの立場を尊重するためには、お互いの考えを把握することが大切です。

そのためにはまずそれぞれがコミュニケーションをとることが第一であり、社労士はその仲立ちをするのです。

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