自分の実力を客観視する
自分が社労士試験のために行なっている勉強がどれくらい身についているか、どれくらい理解できているかというのは非常に気になる点に違いありませんよね。
一生懸命頑張っているつもりでも、現実にはあまり身についていないという事態もないとはいえません。
現在の理解力を客観的に評価してくれるのが、予備校などで行なわれている答案練習会や模擬試験です。
自分ではできたつもりだったのに点数が思ったほどではなかったというのなら、ひょっとすると勉強の仕方がよくないことも考えられるので改める必要もあるかもしれません。
また、試験を受けることで自分の弱点や勉強の進行状況を知ることもできます。
点数だけが試験の結果ではありません。
結果を自分なりに判断して、今後の勉強方法に役立てましょう。
復習は重要な勉強方法のひとつです。
あやふやな知識を複数持っているよりも、ひとつの確実な知識が求められるのが試験です。
復習によってそのあやふやな知識を確実な知識にすることができます。
しかし、復習に時間を掛け過ぎてしまうと新しい知識をインプットする時間が少なくなりがちです。
勉強内容の配分にも気を配ることが必要です。
受験勉強の注意点
繰り返しは知識を身につける最も重要なポイントのひとつですが、過去問題を繰り返し解いているとそのうちに答えを覚えてしまい、問題を読まなくても答えを書くことができるようになってしまうこともあるかもしれません。
何となくしっかり知識が身についたような気になりますが、実は好ましくありません。
これは頭の中で自動的にこの問題の答えはこれ、と判断しているだけで、ちょっと問題をひねられてしまったならたちまち答えがわからなくなることもあるからです。
それでは実際に身についたとはいえませんよね。
答えを「覚える」のではなく、「理解する」ように努めましょう。
社労士の試験は年に1度だけですから、その試験日程に合わせた勉強スケジュールを作る必要があります。
マイペースで進めるのはいいのですが、受験日程までに試験範囲の勉強が終わらないといった事態は避けなければなりません。
綿密なスケジュールを立てることが肝心です。
最近ではインターネットを使えば、ほとんどの情報が手に入ります。
そのため、勉強に掛かるコストを抑えることを目的にインターネットを活用して社労士試験の勉強をしている人もいるようですが、あまりオススメできません。
ネットには、必ずしも正しくない情報も混じっていることを知っておく必要があります。